【ラブダイス!】『そして最後のページには』&『SUNNY DAY SONG』デッキについて
☆デッキレシピ
★ライブカード6枚
そして最後のページには×2
GALAXY HidE and SeeK×2
soldier game×1
★キャラクターカード24枚
高坂穂乃果×3
園田海未×3
星空凛×3
東條希×3
BiBi×3
まるまりこ×3
絢瀬絵里×2
絢瀬亜里沙×2
lily white×2
合計30枚
☆採用理由・カード解説
★ライブカード
『そして最後のページには』
デッキコンセプト。勝利プラン①。
ダイスに左右されるこのゲームでダイスに左右されない勝ち筋があるのが強いと思い、このカードを採用しました。
複数枚積み込むことによってGHaSで次ターン確定勝利、デッキ圧縮にもなり非常に強力なカードです。
また、採用枚数についてですが
3枚採用時
GHaSが初手に来る確率→約59.8%(+1ドロー)
1ターン目にまるまりこで落ちる確率→約61.6%
2枚採用時
GHaSが初手に来る確率→約58.2%(+1ドロー)
1ターン目にまるまりこで落ちる確率→約46.2%
という数値になっており、約1.5%を縮めるためにまるまりこのリスクを15%引き上げるのは分が悪いと考えたため2枚採用となってます。
1枚制限にすれば確定勝利にできないので1枚制限くらいで許してあげてください。ドローカードが人権を得るので……
デッキコンセプト。勝利プラン②。
元々はこのカードを軸にデッキを組んでいたのですがそしぺを見たときに「そしぺ入れたらGHaSで山削っても負けないじゃん!!!! 墓地肥やしに使おう!!!!!!」と思ったのがこのデッキの始まりです。このデッキはファンデッキなんだ信じてくれ。
基本的には原作通りマップの一番奥のアキバドーム前に鎮座しているのですが、デッキがそしぺ1枚になったときまるまりこを使ってきた相手に対し、最後の希望を賭けるカードになります。
もし相手がSDSの範囲内に居るときダイスを素で振ったら1/3で踏むことになっているので、そこまで無謀な賭けでは無いはずです。普段は陰が薄いのですが、ここぞというときに踏んでくれるのでファンカードとはいえ馬鹿にできません。
というよりそしぺと組み合わせる上では最も正しいカードだな、と思います。やっぱりSDSなんだよな……
『GALAXY HidE and SeeK』
言わずと知れた手札補充オープンライブ。
他のデッキでは欲しいカードを探しに行く札になりますが、このデッキではそしぺ&SDSのチャージを完了させるフィニッシャーとなります。
デッキ内のライブカードはそしぺを除くとこれ2枚だけなので、1枚手札に来れば素早くそしぺにアクセスできます。
先程も書きましたが、かなりの確率で初手に来るため凶悪なカードとなっています。
正直アクセス先が暴力的な強さでなければ面白いことができるカードだと思うので、制限にはして欲しく無い一枚です。
1人でこのデッキを回している時最も使ったカードです。1日100回感謝のGHaS、ありがとうほわいと先生……
『soldier game』
このデッキ、元々はあんじゅ&A-RISEシステムで素早くデッキを掘りGHaSを確実に手札に加え勝ちを狙うことを目的としていたのですが、その過程で2つの障害がありました。
1.後攻であんじゅをセットしている暇がないこと
2.先攻であんじゅを使った時、たまに手札が足りなくなること
その2点を1枚で解決してくれたのがこのカードです。
6枚で先攻を始められるため回しやすく、非常に重宝しました。しかし、6枚も引けばGHaSを引き当てる可能性が非常に高くなっていたため、あんじゅ&A-RISEはデッキから抜けました。
結果的に
・確実に先攻を取るため仮想敵の【ミミミ凛】に走り勝ちやすい
・確実に先攻を取るため先攻用・後攻用でプレイングを変える必要がない
・1枚の重みが大きいこのデッキで先攻1ドローが非常にありがたい
と良いこと尽くしのカードになりました。
デッキ内に入れるとGHaSの動きを阻害するため、効果はありませんがマップに設営してあります。このように避けておけるのも非常に好ポイントでした。
★キャラクターカード
このデッキの基本的な動きはそしぺ&GHaS&SDSで完結しており、残りの24枚はその動きを阻害しないキャラクターカードを自由に組み合わせて作ります。
このことから環境に合わせてのメタカードの採用が非常にやりやすく、また、柔軟な対応がしやすいです。6枚で動きが完結している、という点もこのデッキの大きな強みだと考えます。
『高坂穂乃果』
言わずと知れたノーコスト+2点。勝利プラン③-1。
非常に使いやすい性能であり、凛を1度しか使えないこのデッキでは非常に有用なフィニッシャーです。
先攻2ターン目の時点で穂乃果と凛を使い走り切るのが理想というのはこのゲームでも変わらず、この動きに対して勝てる後攻の動きはこちらがミミミを踏んで凛で6を出す以外ありません。
このデッキの他のデッキより強いところは、他のデッキと同じように穂乃果と凛で走りつつ、出目が悪くゴールし損ねたらそしぺで勝利を、そしぺを落とされたら最後の砦としてSDSが残っている3段構えの勝利プランにあります。
相手と同じように穂乃果と凛で競うことによりそしぺの『ダイスに左右されない』優位性がこの上ない強みとして機能するので、絶対に外せないカードです。
『星空凛』
6を出せば勝ちと書いてある。勝利プラン③-2。
このデッキにはスタミナ回復手段が無いのでエラッタ後も変わらない運用方法でいけます。
詳しいことはだいたい穂乃果の項で書きましたが、そしぺという失敗時のリカバリーがあるからこそ他のデッキの凛よりも強いと思ってます。スタミナ0になってもそしぺで勝てます。
『園田海未』
「あんじゅ&A-RISE抜いたので何入れよう?」と考えたとき真っ先に浮かんだカードです。
相手の凛&亜里沙抑止に加えDAYDAYDAYによるケアすら許さない、手持ち無沙汰の時に使うにはちょうど良いカードです。
南ことりさんという天敵が居るものの、このデッキなら南ことりを一度でも使った瞬間相手のゴールが間に合わず勝ちになると考えて良いでしょう。
基本的にはGHaSあるけど穂乃果と凛が無い時に足止め用に使うカードです。GHasも穂乃果も凛も無いということは基本的に無いと思うので想定してませんし、そんな手札ならまず負けます。諦めよう。
『東條希』
ダイスの振り直しができるカード。
穂乃果と凛で素早く勝ちに行く時と、BiBiを使う時非常に重宝します。基本的に手札が余るデッキなので手札に来れば来るほどありがたい一枚。祈りながら振りましょう。
『BiBi』
他のデッキではあまり見る機会は無いと思います。
轟轟轟も真っ青な手札コストを要求しておきながらやってることは真姫ちゃん1人の時と大差ないという3年生2人の立ち位置が危ぶまれるカードなのですが、このデッキは手札が余りやすい点と確実に先攻を取れる点からこのカードを採用しています。
出目が小さいとしょぼい効果ですが、相手の後攻1ターン目ミミミ+凛13マスやスノハレを確定で回避できます。
ほぼ確実に先攻3ターン目に勝利できるこのデッキにおいて、ライブを踏んでしまう機会を1回無かったことにできるこのカードは非常に強力です。穂乃果や凛よりも優先して1ターン目に使いたいですね。
『花丸&鞠莉&梨子』
今回の仮想敵は【ミミミ凛】と【そしぺ】系統のデッキだと考えており、後者に対してほぼ勝ちまで持っていけるこのカードは間違いなく3投です。このカードなしでこのデッキに勝つのは難しいでしょう。
『lily white』
実はかなりこだわってるカードです。
凛や亜里沙にピンポイントながら対抗できる強力なカードなのですが、このカードは「持ってるかも」と思わせることにより相手の行動を制限するのが一番な役割です。
そのため、デッキの中身を全て捨て山に送る=相手から見える状態にするこのデッキでは《2枚》だけ採用しています。カードゲーム慣れてる人は相手の手札の中身を把握するために相手の捨て山を確認し、その上で手札を推測するため、2枚だけ採用することにより「手札に1枚残ってる!」と錯覚させ、凛での軽率な勝利を阻害します。
カードゲームに慣れてるかめワイさんに刺さってくれたので良かったです。でも公開したので今後は3枚入れるかも。素直に使っても強いカードなです。
4枠空いたので入れてみましたが使い勝手は微妙です。最後の最後にどうしても安心を担保したいときや、何が伏せてあるのか見え見えのライブを割る時くらいしか使いませんでした。真姫ちゃんの方がデッキに合うかもしれません。
上記で紹介したカードの中で『園田海未』『絢瀬絵里』『絢瀬亜里沙』は自由枠だと思っているので、好みで入れ替えて良いと思います。
☆回し方
初手にGHaSがある→BiBi>凛=穂乃果の優先順位で使う→2ターン目にGHaSを使う
初手にGHaSがない→凛>穂乃果>BiBiの優先順位で使いゴールを目指す
相手がそしぺを見せてきた→まるまりこを使う
〜おわり〜
☆最後に
ここまで読んでくださってありがとうございます。この記事はラブライブ! の同人カードゲームすごろく『ラブダイス!』のデッキ構築の記事であり、存在しないカードゲームの妄想を書き殴った記事ではありません。ラブダイスについてはこちらから→(https://kokon8.wixsite.com/mysite/blank-5)
2018年12月の対戦会でこのデッキの雛形となる【黒澤姉妹そしぺ】を握ったのですが、結果としては決勝にすら上がれず優勝者のコミ6さんに敗れベスト4……
絶対強いはずなのに! と強い後悔に苛まれ、そこから5ヶ月間1人で回し続けました。次の対戦会を迎える前に凛のエラッタで全盛期の他デッキと戦って強さを証明できないのが残念ですが、2018年12月総合優勝の【ミミミ凛】に対して10:5を付けることに成功し、自分の中では練った甲斐があったな、と非常に満足しており、このデッキ対策のデッキが生まれることを願ってレシピと考え方をまとめてみました。参考にしていただければ嬉しく思います。
大会という正式な場で結果を残せなかったのは残念ですが、これから出るAqours劇場版カードなんかでまた楽しく遊べたらな、と思います。ファンデッキもしっかり楽しみつつ、ここまでガチになって遊んでみるのも楽しいよ? というひとつの提案という形で、この記事を締めさせていただきます。