ラブライブ! 置き場

ラブダイス! のレシピとスクスタニジガクオンリー縛りプレイを置いていきます

【ラブダイス!】平成スクールアイドルの歴史は、1つのデッキにはまとめきれないほどに豊潤だ!【2020: TOKIMEKI Runners】

ラブライブ! フェス

それは時代を超えてスクールアイドルが集まる夢の祭典。

 

『ラブダイス!』は元々オールスター要素のあるゲームだったが、終盤の曲については強力かつ派手な効果を持つ分、そのグループ専用サポートカードのような効果であり、組み合わせて使うことが難しかった。

しかし、ラブライブ! フェスのように各時代のスクールアイドルの最強曲を詰め込んだデッキを組めるようになったのだ!

今回はそのデッキを『ラブダイス!』の新ルールである

リレールール形式で使える形にしてみたので、まずはリレールールの説明から始めよう。

 

 

①リレールールとは?

リレールール形式とは、2019年12月29日……平成最後のラブダイス対戦会で導入された新ルールだ。

通常ルールではデッキ30枚、マップカード10枚のところ、リレールールではマップカードをそのままに、デッキ枚数を40枚にして行い、勝利に必要なゴール回数が2回に変更されている。

今までは速すぎるゲームスピードにより「走ったもん勝ち」となりがちで、相手が踏まないと発動しない伏せライブよりも、設営した瞬間アドバテージを取れるオープンライブが優先される環境にあった。

しかし、このルールでゲームスピードが落ち着き、様々なカードに活躍のチャンスが生まれたと言っていいだろう。

今回はそんなリレールールで使えるデッキを紹介しよう。

 

 

②デッキレシピ

f:id:key1004:20200123214140j:image

キャラクターカード6

小泉花陽3

高坂雪穂3

 

ライブカード(必須枠)16

TOKIMEKI Runners3

Over the Next Rainbow3

キセキヒカル3

MOMENT RING3

僕たちはひとつの光3

Thank you, FRIENDS!!1

 

ライブカード(自由枠)18

Snow halation3

START:DASH!!3

KiRa-KiRa Sensation!!3

ぷわぷわーお!3

Shocking Party!3

Happy maker!2

秋のあなたの空遠く1

 

 

デッキ解説

ほぼμ'sの曲じゃねーか!」と思ったかもしれない。だがよく見て欲しい。μ'sの曲がたくさん入っているのは(自由枠)である。

必須枠のカードさえあればこのデッキのギミックは十分に働かせることができるので、自由枠には自分のお気に入りのライブカードを入れて自分だけのラブライブ! フェスを作ろう!

それでは必須枠のカードの解説から始めよう。

 

 

 

TOKIMEKI Runners

f:id:key1004:20200123222049j:image

祝え!

全スクールアイドルの力を受け継ぎ、時空を超え、過去と未来をしろしめす時の王者。

その名も『TOKIMEKI Runners』。

まさに誕生の瞬間である。

 

すべてのカードに「オールスターアイコン」を付与する、と書くとわかりづらいが、要するにグループ指定の効果をすべてのカードが受けられるようにするカードだ。

このカード自体は何のアドバンテージも生み出さないので、後述のカードたちと組み合わせて使おう。

 

 

 

Over the Next Rainbow

f:id:key1004:20200124001520j:image

このデッキの醍醐味とも言えるカード。

山札の一番上を捲って《オープンライブ以外》の『Aqours』または『Saint Snow』のライブカードが出ればその場で効果を使える、というロマンのある効果だが、二重の指定で効果発動が厳しくなっている。

しかし、上記の『TOKIMEKI Runners』と組み合わせればオープンライブ以外のライブカード全てが効果の対象になる。

特にμ'sのライブカードは強力な伏せライブが多いので、このカードで次々と効果発動を狙おう!

 

効果の判定に成功すれば強制停止させられるのも強力。

効果使用後は成功・失敗に関わらず撤去されてしまうが、撤去されたカードを9枚下に置くと勝利になる『キセキヒカル』や、効果発動時に捨て山へ送ったライブカードと合わせて2枚の墓地肥やしができるので『僕らの走ってきた道は…』や『believe again』とも抜群のシナジーを発揮するぞ。

 

 

キセキヒカル

f:id:key1004:20200124011601j:image

ライブカードが撤去された時、このカードの下に置く」「このカードの下にあるカードが9枚になった時、ゲームに勝利する」という一風変わった特殊勝利効果を持つカード。

普通のゲームなら9枚設営することすら大変だが、リレールールであれば十分に効果発動を狙っていける。

下にあるカードが9枚ちょうどじゃないと勝利効果は発動しないので、『僕たちはひとつの光』を使う時や相手の亜里沙には気をつけよう。

 

第一走者はライブを設営しつつ普通にゴールを目指し、第二走者の時に設営権と雪穂の効果で設営したライブを撤去して一気に勝利を目指そう!

 

Over the Next Rainbow』の自壊効果とも好相性だが、効果で捨て札になった山札の一番上のカードはそのまま捨て山に行くので注意しよう。場に設営されず捨て札になったカードは撤去扱いではないと覚えれば処理がわかりやすい。

『効果により撤去されない』とあるが、スタミナが0になった時はまとめて撤去されてしまう。相性の良い雪穂を使い、十分なスタミナを確保しよう。

 

 

MOMENT RING
f:id:key1004:20200124011608j:image

ご存知μ'sラストシングル。

山札を上から9枚捲ってその中のμ'sライブカードを好きなだけ設営する(入れ替えもできる)』という豪快な効果はまさしくラストシングルにふさわしいが、『TOKIMEKI Runners』と組み合わせればどんなライブでも設営できる正真正銘のブッ壊れカードになるぞ! 積極的に効果の発動を狙ってゲームを有利に進めよう。

通常ルールでは一度場をライブカードで埋め尽くした後はお役御免になるどころか、デッキ切れによる敗北の可能性も生まれる諸刃の剣だったが、『キセキヒカル』と組み合わせれば場にあるライブカードを好きなだけ入れ替えることで一気に2〜7枚を『キセキヒカル』の下に置くことができる。2周目でも積極的に効果の発動を狙おう。

 

 

僕たちはひとつの光
f:id:key1004:20200124011616j:image

場に設営されているこのカード以外のライブカードを全て撤去し、撤去した分だけ進むロマン溢れる効果のカードだ。

キセキヒカル』は効果による撤去を受けないので、このカードの効果で第1走者ゴール→第2走者が『キセキヒカル』の効果でゴール、というロマン溢れる勝ち筋もあるので是非狙ってみよう!

TOKIMEKI Runners』は撤去されてしまうので相性が悪い。手札にもう一枚ある時や勝ち切れそうな時に使おう。

 

 

 

デッキの使い方

このデッキに決まった使い方は無いが『TOKIMEKI Runners』が無いと色んな効果が不発になりがちな上、『Over the Next Rainbow』初期設営不可=手札から設営することができないため、ドローカードは必ず用意しておこう。毎ターンライブカードを設営する意味でもドローカードは必要だ。

大量の手札から好きなライブカードを展開して相手にプレッシャーをかけていこう。

 

 

 

このデッキの弱点

このデッキはライブカード以外でアドバンテージを取ることができないので、ライブカードを一掃できるスタミナ-系のデッキや『Future style』相手には分が悪い。後ろで劇場版やライブ映像を流すなどして、相手のライブカードを踏みたい気持ちを煽ろう。

ライブ撤去の代名詞、絢瀬姉妹相手には『キセキヒカル』があるのである程度牽制できるものの、やはり『TOKIMEKI Runners』を狙われると厳しい。常にもう1枚手札に用意したり、捨て山から回収できるカードを採用しよう。

 

 

通常ルールで使う場合

通常ルールで使う場合はすぐにゴールされてしまうため、『キセキヒカル』の効果発動を狙うのは至難の業。思い切って抜いてしまおう。

代わりに『believe again』を採用することで、捨て山の『Over the Next Rainbow』を使い回して足止めしつつアドバンテージを獲得しよう。

 

 

総評

このデッキは最初にも書いた通り『自分の好きなライブカードを入れて勝利を目指せるデッキ』だ。

結局キセキヒカルやオバネク頼りじゃん」と思うかもしれないし、実際その通りな面もある。

だが、残念ながら好きなライブカードを詰め込んだだけのデッキでは、何も効果を発動できずに負けてしまうことも珍しくはない。そんな中でこのデッキは『好きなカードの効果を発動できる』チャンスが他のデッキに比べて多いのだ。

 

 

好きなカードをたくさん詰め込んだなら、『Over the Next Rainbow』の効果で山札の一番上を捲る時、「好きな曲が引けるかな」「この状況をひっくり返せるカードが来るかな」というワクワク感が生まれるはずだ。

ラブダイス!』というゲームに元々あったサイコロのドキドキ感と、カードゲーム特有ののワクワク感。

次の瞬間には何が起こるか予想もつかないこのデッキは、まさしく一瞬一瞬を必死に生きるデッキと言えるだろう。