【ラブダイス!】平成スクールアイドルの歴史は、1つのデッキにはまとめきれないほどに豊潤だ!【2020: TOKIMEKI Runners】
ラブライブ! フェス
それは時代を超えてスクールアイドルが集まる夢の祭典。
『ラブダイス!』は元々オールスター要素のあるゲームだったが、終盤の曲については強力かつ派手な効果を持つ分、そのグループ専用サポートカードのような効果であり、組み合わせて使うことが難しかった。
しかし、ラブライブ! フェスのように各時代のスクールアイドルの最強曲を詰め込んだデッキを組めるようになったのだ!
今回はそのデッキを『ラブダイス!』の新ルールである
リレールール形式で使える形にしてみたので、まずはリレールールの説明から始めよう。
①リレールールとは?
リレールール形式とは、2019年12月29日……平成最後のラブダイス対戦会で導入された新ルールだ。
通常ルールではデッキ30枚、マップカード10枚のところ、リレールールではマップカードをそのままに、デッキ枚数を40枚にして行い、勝利に必要なゴール回数が2回に変更されている。
今までは速すぎるゲームスピードにより「走ったもん勝ち」となりがちで、相手が踏まないと発動しない伏せライブよりも、設営した瞬間アドバテージを取れるオープンライブが優先される環境にあった。
しかし、このルールでゲームスピードが落ち着き、様々なカードに活躍のチャンスが生まれたと言っていいだろう。
今回はそんなリレールールで使えるデッキを紹介しよう。
②デッキレシピ
キャラクターカード6
小泉花陽3
高坂雪穂3
ライブカード(必須枠)16
TOKIMEKI Runners3
Over the Next Rainbow3
キセキヒカル3
MOMENT RING3
Thank you, FRIENDS!!1
ライブカード(自由枠)18
Snow halation3
ぷわぷわーお!3
Shocking Party!3
秋のあなたの空遠く1
③デッキ解説
「ほぼμ'sの曲じゃねーか!」と思ったかもしれない。だがよく見て欲しい。μ'sの曲がたくさん入っているのは(自由枠)である。
必須枠のカードさえあればこのデッキのギミックは十分に働かせることができるので、自由枠には自分のお気に入りのライブカードを入れて自分だけのラブライブ! フェスを作ろう!
それでは必須枠のカードの解説から始めよう。
『TOKIMEKI Runners』
祝え!
全スクールアイドルの力を受け継ぎ、時空を超え、過去と未来をしろしめす時の王者。
その名も『TOKIMEKI Runners』。
まさに誕生の瞬間である。
すべてのカードに「オールスターアイコン」を付与する、と書くとわかりづらいが、要するにグループ指定の効果をすべてのカードが受けられるようにするカードだ。
このカード自体は何のアドバンテージも生み出さないので、後述のカードたちと組み合わせて使おう。
『Over the Next Rainbow』
このデッキの醍醐味とも言えるカード。
山札の一番上を捲って《オープンライブ以外》の『Aqours』または『Saint Snow』のライブカードが出ればその場で効果を使える、というロマンのある効果だが、二重の指定で効果発動が厳しくなっている。
しかし、上記の『TOKIMEKI Runners』と組み合わせればオープンライブ以外のライブカード全てが効果の対象になる。
特にμ'sのライブカードは強力な伏せライブが多いので、このカードで次々と効果発動を狙おう!
効果の判定に成功すれば強制停止させられるのも強力。
効果使用後は成功・失敗に関わらず撤去されてしまうが、撤去されたカードを9枚下に置くと勝利になる『キセキヒカル』や、効果発動時に捨て山へ送ったライブカードと合わせて2枚の墓地肥やしができるので『僕らの走ってきた道は…』や『believe again』とも抜群のシナジーを発揮するぞ。
『キセキヒカル』
「ライブカードが撤去された時、このカードの下に置く」「このカードの下にあるカードが9枚になった時、ゲームに勝利する」という一風変わった特殊勝利効果を持つカード。
普通のゲームなら9枚設営することすら大変だが、リレールールであれば十分に効果発動を狙っていける。
下にあるカードが9枚ちょうどじゃないと勝利効果は発動しないので、『僕たちはひとつの光』を使う時や相手の亜里沙には気をつけよう。
第一走者はライブを設営しつつ普通にゴールを目指し、第二走者の時に設営権と雪穂の効果で設営したライブを撤去して一気に勝利を目指そう!
『Over the Next Rainbow』の自壊効果とも好相性だが、効果で捨て札になった山札の一番上のカードはそのまま捨て山に行くので注意しよう。場に設営されず捨て札になったカードは撤去扱いではないと覚えれば処理がわかりやすい。
『効果により撤去されない』とあるが、スタミナが0になった時はまとめて撤去されてしまう。相性の良い雪穂を使い、十分なスタミナを確保しよう。
ご存知μ'sラストシングル。
『山札を上から9枚捲ってその中のμ'sライブカードを好きなだけ設営する(入れ替えもできる)』という豪快な効果はまさしくラストシングルにふさわしいが、『TOKIMEKI Runners』と組み合わせればどんなライブでも設営できる正真正銘のブッ壊れカードになるぞ! 積極的に効果の発動を狙ってゲームを有利に進めよう。
通常ルールでは一度場をライブカードで埋め尽くした後はお役御免になるどころか、デッキ切れによる敗北の可能性も生まれる諸刃の剣だったが、『キセキヒカル』と組み合わせれば場にあるライブカードを好きなだけ入れ替えることで一気に2〜7枚を『キセキヒカル』の下に置くことができる。2周目でも積極的に効果の発動を狙おう。
場に設営されているこのカード以外のライブカードを全て撤去し、撤去した分だけ進むロマン溢れる効果のカードだ。
『キセキヒカル』は効果による撤去を受けないので、このカードの効果で第1走者ゴール→第2走者が『キセキヒカル』の効果でゴール、というロマン溢れる勝ち筋もあるので是非狙ってみよう!
『TOKIMEKI Runners』は撤去されてしまうので相性が悪い。手札にもう一枚ある時や勝ち切れそうな時に使おう。
☆デッキの使い方☆
このデッキに決まった使い方は無いが『TOKIMEKI Runners』が無いと色んな効果が不発になりがちな上、『Over the Next Rainbow』初期設営不可=手札から設営することができないため、ドローカードは必ず用意しておこう。毎ターンライブカードを設営する意味でもドローカードは必要だ。
大量の手札から好きなライブカードを展開して相手にプレッシャーをかけていこう。
☆このデッキの弱点☆
このデッキはライブカード以外でアドバンテージを取ることができないので、ライブカードを一掃できるスタミナ-系のデッキや『Future style』相手には分が悪い。後ろで劇場版やライブ映像を流すなどして、相手のライブカードを踏みたい気持ちを煽ろう。
ライブ撤去の代名詞、絢瀬姉妹相手には『キセキヒカル』があるのである程度牽制できるものの、やはり『TOKIMEKI Runners』を狙われると厳しい。常にもう1枚手札に用意したり、捨て山から回収できるカードを採用しよう。
☆通常ルールで使う場合☆
通常ルールで使う場合はすぐにゴールされてしまうため、『キセキヒカル』の効果発動を狙うのは至難の業。思い切って抜いてしまおう。
代わりに『believe again』を採用することで、捨て山の『Over the Next Rainbow』を使い回して足止めしつつアドバンテージを獲得しよう。
☆総評☆
このデッキは最初にも書いた通り『自分の好きなライブカードを入れて勝利を目指せるデッキ』だ。
「結局キセキヒカルやオバネク頼りじゃん」と思うかもしれないし、実際その通りな面もある。
だが、残念ながら好きなライブカードを詰め込んだだけのデッキでは、何も効果を発動できずに負けてしまうことも珍しくはない。そんな中でこのデッキは『好きなカードの効果を発動できる』チャンスが他のデッキに比べて多いのだ。
好きなカードをたくさん詰め込んだなら、『Over the Next Rainbow』の効果で山札の一番上を捲る時、「好きな曲が引けるかな」「この状況をひっくり返せるカードが来るかな」というワクワク感が生まれるはずだ。
『ラブダイス!』というゲームに元々あったサイコロのドキドキ感と、カードゲーム特有ののワクワク感。
次の瞬間には何が起こるか予想もつかないこのデッキは、まさしく一瞬一瞬を必死に生きるデッキと言えるだろう。
【ラブダイス!】逢魔降臨歴 【2020: そして最後のページには】
ラブライブ! フェスお疲れ様でした。
フェスの中でμ'sが『最後のページ』のその先へ行ったということで、今回は前にも紹介した『そして最後のページには』デッキの最新版を紹介していきたいと思います(こじつけ)。
というわけで早速デッキレシピの紹介から参りましょう。
☆デッキレシピ☆
ライブカード4枚
そして最後のページには
Awaken the Power(アナザー)
soldier game
コワレヤスキ
キャラクターカード26枚
優木あんじゅ3
A-RISE3
松浦果南3
ことり&花陽3
高坂家3
高海母&高海父3
ママライブ サンシャイン3
いつむ3
矢澤家2
以上30枚。
タイトル『逢魔降臨歴』と書きましたが、スクールアイドルが12枚しか入ってません。個人のカードに至ってはわずか6枚です。全然ライドウォッチ集まってないじゃん。
それでは気を取り直してデッキとカードの役割の解説をしていきたいと思います。
☆カードの解説☆
『優木あんじゅ』(以下あんじゅ)
このデッキのメインエンジン。
『手札を好きな枚数捨て、捨てた枚数分デッキからドローする』効果を持ちます。
前回までもアドバンテージは稼げないながらも、唯一無二のデッキを掘り進める能力で活躍していましたが、今回からは非スクールアイドルキャラクターカードが持つ『このカードは捨てる時に2枚分として扱う』という効果により、捨てた手札が倍になって帰ってくるという、プラチナワルスラSも真っ青なドロー性能を獲得するに至りました。
今回のデッキは前回までと異なり、あんじゅの効果で増えた手札をコワレヤスキで全て捨て、松浦果南で走り切って勝つというのがメインプランになります。
引けない=負けなので、もちろん3枚投入です。
『A-RISE』
A-RISEアイコンがついたカードを連打出来るカード。
最近ときランの追加で強化されたカードです。
このデッキではあんじゅを連打することで、キャラクター使用権と設営権を消費せずに1ターンで山を掘り切ります。
30-3(初期設営+そしぺ)-5(初期手札)-4(1・2ターン目のドロー)=18枚から仮に10枚引いたとしても、残りの8枚に2枚余っている可能性があるので、一度目のあんじゅの効果を使うときは必ず捨てずに手札に残しておきましょう。
一度A-RISEを発動できれば山を掘り切ったも同然なので、手札に来ないことがないように3枚投入します。
『コワレヤスキ』(以下ヤスキ)
『手札を好きなだけ捨てて、捨てた枚数分スタミナを増やす』効果を持つカード。
あんじゅの効果で増えた手札をスタミナに変換するために使います。
エラッタ前は6枚までしか捨てられず、捨てた枚数の1/2のスタミナしか得られない……どう使えば良いのかわからないカードだったのですが、エラッタで無制限になったことにより、本当の壊れカードになりました(まあこのゲーム自体が壊れやすいから……)。
必要不可欠なカードですが、あんじゅで山を全部掘れる&マリガンの邪魔をしないためにピン投です。
『松浦果南』(以下果南)
このデッキのメインフィニッシャー。
『相手よりスタミナが多い分だけ移動のダイス目に+する』という至ってシンプルな効果なのですが、上記2枚によってスタミナが23くらいになるので、サイコロを振った瞬間勝ちが確定するパワーカードになりました。スクスタでのゴリラはラブダイスでもゴリラだった……
あんじゅで山を掘り尽くせるので1枚採用……と言いたいところですが、同型戦で優位に立つため3枚投入します。
『ことり&花陽』(以下ことぱな)
このデッキのサブプラン①。
『手札とスタミナを同数払い、払った数だけ効果を無視して進む』効果を持ち、強制停止ライブに有効です。
果南で走ろうにも春情が邪魔で走り切れない時にこのカードでフィニッシュを狙います。だいたい11〜12マスくらい進めますが、届かない場合はダイス次第になってしまうので不安定。3投していますが、1枚でもいいかもしれません。
『そして最後のページには』(以下そしぺ)
前回までのデッキコンセプトにして今回のサブプラン②。
『ゲーム開始時に山札の一番下に置き、ドローパートで手札に加えたら勝ち』という豪快な効果を持ちます。
春情などによる妨害で2ターン目に勝ち切れなかった時のための保険として3ターン目に勝つサブプランです。
このデッキにおいてはサブプランとしての役割よりも、あんじゅを引き込みやすくするためのデッキ圧縮としての役割が強いです。
その性能からあんじゅの効果で引く時に最後の1枚として残したくなりますが、自分と相手のスタミナによってはそしぺまで引き切って捨てることでゴールできる確率を上げられるので、考えなしに残さず、時にはウォズのようにデッキごと破り捨てましょう。
『soldier game』(以下ソルゲ)
『ゲーム開始時に相手に見せると絶対先攻&先攻1ターン目にドローできる』効果を持ちます。
カードゲームとしては完全に壊れ性能なのですが、このゲームは「ラブライブ! の同人カードゲームすごろく」なのでゲームが成り立っています。
相手にチャンスを与えたいよう先攻を取るため採用していますが、1枚しか入れられないので相手が2枚以上入れている場合は先攻を譲ることになります。
『Awaken the Power(アナザー)』(以下AtP)
新弾で刷られたブッ壊れ置きドローカード。
オープンライブで『ドローパートでのドロー枚数が2枚になる』効果を持ちます。
ソルゲと組み合わせることにより、先攻1ターン目を手札7枚でスタートできるため、初手にあんじゅを確保できる確率が跳ね上がります。
撤去された際のデメリットも後述の家族カードを捨てることで実質+-0にすることができるのですが、そもそもあんじゅさえ引ければ後はどうとでもなるのでデメリットは無視。初ターンに2枚引けることが最も重要なので迷わず採用です。
『高坂家』『矢澤家』『いつむ』『高海夫妻』『ママライブ! サンシャイン!!』(以下家族カード)
このデッキの約半数を占めるご家族の皆様。
捨てる時に2枚分として扱う効果であんじゅのドロー枚数を爆発的に増やすべく、空いた枠に可能な限り採用。
基本的に捨てるためだけのカードであり、それ以外の効果を使おうとしている時点でほぼ負けていると言っていいでしょう。
☆デッキの回し方☆
パターン1:
こちらが先攻の場合&相手が先攻だが自分とは違うデッキを使っている場合
①対戦相手にそしぺとソルゲを提示し、初期設営にAtPとソルゲを設営
↓
②最初の5枚+先攻2ドローであんじゅを引き込む(引けなかった場合はマリガン)
↓
③あんじゅをセットして適当にダイスを振る
↓
④ターンが帰ってきたらあんじゅの効果でA-RISEとコワレヤスキ以外の手札を全て捨ててドローする
↓
⑤手札に1枚くらいはA-RISEがあるはずなのでA-RISEを発動、効果でデッキを引ききる(相手の場に春情が無ければそしぺごと引き切りましょう)
↓
⑥ヤスキを設営。効果で果南以外すべて捨ててスタミナ+19する(そしぺ込みなら+20)
↓
⑦相手とのスタミナ差が19になっているはずなので、強制停止がなければ果南を使用し、ダイスを適当に振る
↓
⑧勝ち
パターン2:相手が同じデッキを使っている上に先攻を取られた場合
①初手のドロー&マリガンで手札5枚の中にヤスキと果南、家族カードを2枚以上キープする
↓
②後攻1ターン目にヤスキを設営し、果南以外の手札をすべて捨てる
↓
③果南を使用し、ゴールできる数字のダイスが出ることを祈りながら振る(家族カードが1枚以下の場合はどんな目が出ても勝てない。2枚以上から6、5、4……とゴール可能な数字が小さくなり、5枚すべて家族カードなら3以上が出れば勝てる)
☆このデッキの弱点☆
このデッキはダイス目に左右されずに先攻2ターンキルができる安定性と速度の両立が強みですが、そのために構築が極端なので弱点がたくさんあります。現在判明している弱点と、それに対してできることを以下に書いていこうと思います。
①相手に先攻を取られる
速度が売りのこのデッキですが、先攻2ターンキルと後攻2ターンキルでは相手に与える猶予が倍以上違います。
構築上ソルゲを1枚しか採用できないので、もしも相手が2枚以上採用していれば確定で後攻になってしまい、手薄な盤面も重なって2ターン目にゴールを許してしまうケースも十分あり得ます。
そういう時は上記の回し方パターン②の通り、マリガンの時点で後攻1ターンキルが狙える手札を作りましょう。
ただし、ヤスキと果南が揃う確率はかなり低めなので、先攻を取られてしまったらあんじゅを抱えつつ相手がゴールに3ターンかかることを祈った方が賢明です。
同型だとわかりきっている場合のみヤスキと果南をキープしましょう。
②先攻1ターン目にスノハレを踏んでしまう
せっかくあんじゅを引いても、スノハレを踏んでしまったら先攻2ターン目に勝つことはできません。大人しくターンが帰ってくることを祈りましょう。
③先攻1ターン目に相手のミラウェが爆発してしまう
相手のスタミナが増えすぎると、このゲームのメインフィニッシャーである果南の効果が使えなくなります。そういう時はことぱなでゴールを目指しつつ、3ターン目にそしぺの効果で勝てるよう保険をかけておきましょう。
④先攻1ターン目にキラセンを踏んでしまう
勝てません、諦めましょう。
⑤後攻1ターン目にラブマジを設営されてしまう
勝てません、諦めましょう
⑥伏せたあんじゅがしいたけorアルパカに食べられてしまう
勝てません、諦めましょう。
⑦そもそもあんじゅが引けない
勝てません、諦めましょう。
スタミナが減ったり0になる分にはどうとでもなるのですが、オールハンデスやヤスキの設営の阻害、あんじゅの撤去等には完全に無力なので、これらのカードを出されてしまったら素直に負けを認めましょう。幸いにも相手が該当のカードは環境に居ないカードな上に、そのカードを引く可能性は、こちらがあんじゅを引き込む確率よりも低いです。
ちなみにこのデッキの元祖であるそしぺSDSが苦手としていたまるまりこに対しては後攻1ターン目にそしぺを落とされない限り、ほぼノーダメージと考えて良いでしょう。
☆総評☆
先の項でも述べましたが、このデッキはダイス目が物を言う『ラブダイス!』というゲームにおいて、初めて完全にダイス目に左右されずに勝つことができる、極めてカードゲーム性の高いデッキです。
これまで『星空凛』や『絢瀬亜里沙』、『ミはμ'sicのミ』に『そして最後のページには』など、そのゲーム性を破壊するカードはたびたび誕生していましたが、結局は勝つのにダイス目が絡んできたり、コンボの安定性に欠けていたり、普通に走った方が早かったり……と、常勝とは程遠い運任せのデッキばかりです。
その点このデッキはマリガン無しでも60%、マリガン有りなら72%+2ドローの確率でほぼ勝利することができる極めて高い安定感と、先攻2ターンキルという有無を言わさぬ速度を誇ります。
ただし、その代償として、本に書いてあるかのように同じ動きしかできず、負ける時はあっさりと負けるので相手に達成感を与えることもできない、本当に使っててつまらないデッキというのが正直なところです。
このデッキを使って勝利を掴み取ることは容易いでしょう。
しかし、このデッキを使って勝利したとして、本当に瞬間瞬間を必死に生きたと胸を張って言い切れるでしょうか?
『ラブダイス!』はサイコロの出目に翻弄され、自分のやりたかったこともできないまま負けていく試合も珍しくありません。
ですが、そんな苦難を乗り越えてこそ勝利の価値があるのではないでしょうか? そんなことを考えさせてくれるデッキでした。
【スクスタ】主観で語る! 虹ヶ咲スクールアイドル同好会SRカード評価
こんにちは!
普段はラブライブ! の同人カードゲームすごろく『ラブダイス!』のレシピを載せているのですが、ニジガクのカード評価を書いてる人があんまり居ないな〜と思ったので、サービス開始からニジガクのみ使用可能プレイをしている身としてニジガクのカード評価を書いていきたいと思います。
☆注意点☆
・ニジガクのみ使用可能プレイ前提で書いているので、他グループのSRURの下位互換になるカードもあります
・メインにGd1、アタッカー2を編成して作戦変えることなく運用しています
・スクスタのシステムを理解しているわけではなく、主観100%で書いているので実際の使い勝手と異なる可能性があります
・持っていないカード(URせつ菜、URしずく、SR動物編果林)については使用していないので書けません
・掲載されているスクショは【メンバー詳細→スクールアイドル】の画面を撮影したものなので『キズナレベル・ひらめきスキル・アクセサリー』の影響を受けていません
以上の点を踏まえた上でお読みください。
それでは個人的な評価が高い順に書いていきます。
評価のランク付けは以下の通りです。
☆:必須、どのライブでもメインに編成する
S:とても強い、持ってるなら必ず入れたい
A:強い、持ってるなら入れたい
B:普通、空いてるスペースに入れる
C:少し弱い、Bまでで埋まらなければ入れる
D:活躍は難しい
SR 上原歩夢【夢への一歩】
評価:☆
役割:タンク
初期から実装されている上原歩夢さんのSRです。
Gdタイプでスタミナに偏ったステ振り。回復できる特技に味方のスタミナを盛れる個性、おまけに復活と、すべての能力が完璧に噛み合っており、タンク役としてこれ以上ないほど優秀です。
他のGdタイプであるSR初期愛さんとSR初期せつ菜はステ振りやスキルが噛み合っておらず、タンクとして機能しないのでタンクの選択肢は今のところこのカード一択です。いくら他のURやアタッカーのSRを揃えても、このカード無しではスタミナが切れてまともに戦えないでしょう。
上級をプレイするときは、メインの編成に必ずこのカードを入れましょう。死ななくなります。
殴り性能はお察しですが、上級クリアには絶対必要なので何より必要な評価☆です。
UR 朝香果林【ブルータンタシオン】
評価:S
役割:アタッカー
記念すべきニジガク初URとして実装されたカード。
UR特有の高ステータスをアピールとテクニックに惜しみなく振っており、スコアを稼ぎやすい特技&個性とマッチして非常に強力です。そしてえっち。
同作戦のテクニックを盛ったり、AC性能時には自身のアピールの10%SPを獲得したりとSP特技を発動しやすいのもポイント。他のカードだと『SPゲージ最大値の7%』みたいな書かれ方してるのにアピールの10%ってどういうことなんでしょう(わかってない)。
SP特技に自身のアピールを乗せる特技があるので、貯めておけばACを有利に働かせることができます。
Spタイプなのも大きく、ニジガクのカードにはSpサポートが多い上に、最近追加されているVo絶対殺す譜面でも活躍できるのはURせつ菜とは差別できるポイントになりそうです。
現状のニジガクではURというだけで入れ得なので、引けたらタイプ不一致でもメインに編成しましょう。
ただし、UR果林さんが無くてもニジガクソロ曲1stや日替わりくらいであれば、他のSRが揃っているなら上級Sは取れるので評価としてはSです。
SR 桜坂しずく【わくわくアニマル】
評価:A
役割:アタッカー
ガチャ産として実装されてしまったわくわくアニマルシリーズのSRしずくさん。
Voタイプでアピールに特化したステ・特技・個性を持ち、アタッカーとして非常に優秀です。
個性の『アピール+:曲開始時/全員』は、30%の確率でゲーム終了時まで全員に『アピール+:大』を付与できるのが非常に強力で、近いステ振り&特技&個性のSR初期天王寺さんに差を付けられるポイントです。
URを持っていないなら、どのライブにもメインとして連れて行きましょう。URを持っている場合は主にクールのアタッカーとして活躍することになります。
流石にURからは一歩引いた性能をしているので評価はAですが、URを引けるまでは非常に頼れる存在です。
SR 天王寺璃奈【ドキピポ☆エモーション】
評価:A
役割:アタッカー
初期に実装された天王寺さんのSRです。
アピールの値とライブスキルでSRしずくまに差を付けられていますが、SR初期天王寺さんとSRしずくまに求められているのはメインアタッカーとしての性能なのでほとんど遜色なく使っていけます。ライブスキルは発動したら美味しいな〜くらいの認識でオーケーです。
運用方法はSRしずくまと全く同じです。クールならSRしずくま、ピュアならこっちを連れて行きましょう。
評価はしずくまと並んでAです。
SR 桜坂しずく【あなたの理想のヒロイン】
評価:A
役割:サブアタッカー(Sp稼ぎ、クリティカル)
初期実装のSRしずくさん。
ニジガクカードの中では唯一SP特化のステ振り・特技・個性になっています。
今のところクリティカルがどの程度の強さか掴みかねていますが、これから先クリティカル特化で組めるようになったらもっと評価が上がるかもしれません。
UR果林さんと組ませてSP特技の発動間隔を早くしたり、SR初期天王寺さんと組ませてアピールを底上げするなど様々な活躍が期待できるオンリーワンな性能です。
前3人に比べるとスコアを稼ぐ能力は低いので、現状ではメインに据えての活躍は難しいです。誰かと組ませて使いましょう。
しかし、唯一無二な性能で役割が持てる点と、これからの拡張性に期待できるので評価はAです。
SR エマ・ヴェルデ【Evergreen】
評価:A
役割:エレガント属性サブアタッカー、サブ編成
初期実装のSRエマさんです。
Voタイプにしてはアピールが低く、スタミナが高めなので一見噛み合っていないように見えますが、特技のアピール上昇値が非常に高いのと、ライブスキルの『アピール+:曲開始時/全員』が非常に強力なのでサブアタッカーとしての活躍が期待できます。
現状ではエレガント属性にテクニックを盛りたいカードが無いので、『テクニック+:同属性』が腐ってしまっているのは少しもったいない点です。今後カードが増えれば優秀な個性になるでしょう。
2つの優秀な個性と、高いスタミナを持っていることからサブに編成してもかなりの活躍が見込めます。
自身のボルテージ獲得能力自体は低いものの、メイン編成でもサブ編成でも活躍できるステ振り・特技・個性から評価はAです。エレガントならメインに、それ以外ならサブに編成しましょう。
SR 宮下愛【わくわくアニマル】
評価:A
役割:サブアタッカー(Sp稼ぎ)、サブ編成(Spタイプ補助)
イベ報酬として実装された宮下愛さんの動物編SRです。
ステ振りこそ平凡なものの、SPに特化したタイプ・特技・個性が強力です。Spタイプには強力なカードが多いので、サブ編成で強力にバックアップすることができ、特技も悪くないのでSp稼ぎ用のサブアタッカーとして運用することもできます。
性能に一貫性があり、現在のカードプールにもマッチしているので評価はAです。
SR 上原歩夢【わくわくアニマル】
評価:B
役割:サブ編成(Spタイプ補助)
イベ報酬として実装された上原歩夢さんの動物編SRです。
SR動物編愛さんと比べると性能に一貫性が無いものの、ニジガクに多いSpタイプのアピールを補強しつつSPゲージの獲得上昇を狙え、スタミナな値が高めなことからSpにおけるサブ編成としての運用を狙っていけます。
基本的にはSR動物編愛さんと一緒に編成してSpタイプを強化しましょう。
単体性能自体は決して高くないのですが、環境に恵まれており、役割を持てているので評価はBです。
SR 中須かすみ【わくわくアニマル】
評価:B
役割:ナチュラル属性サブアタッカー、サブ編成
イベ報酬として実装された中須かすみさんのSRです。
イベ報酬なのでステータスは全体的に低めなものの、タイプ・特技・個性が噛み合っているのと、ナチュラル属性に強力なアタッカーが居ないことからサブアタッカーとしての運用が望めます。
また、現状では対象のカードが無いものの『アピール+:同属性』自体は優秀な個性なので、サブに編成してもある程度は活躍してくれます。
特技や個性は優秀なものの、報酬特有のステータスの低さから評価はBです。強いアタッカーと組み合わせて使いましょう。
SR 朝香果林【Starlight】
評価:C
役割:スマイル属性サブアタッカー
初期実装のSR果林さんです。
Skタイプに特技と個性が噛み合っているものの、特技は5ノーツという効果の短さと対象が同属性しかない点からほぼ死に特技です。
個性も悪くはないのですがいまいちパッとしない印象。
SR初期果林さんに求められるのは、アピールに偏ったステ振りによるスマイル属性でのサブアタッカーです。
属性不一致ではURを2枚以上所持していないとスコアが伸び悩むので、ボルテージ獲得のために編成しましょう。Vo対策に引っかからないのも良い点ですが、SkタイプなのでVoに-5%の補正がかかるのが痛い。
スマイル属性以外では活躍が難しいのですが、アタッカー不足が深刻なので評価はCです。
SR 天王寺璃奈【わくわくアニマル】
評価:C
役割:サブアタッカー
イベ報酬として実装された天王寺さんのSRです。
イベ報酬は低めかつ平坦なステ振りが多い中、アピールに特化、テクニックもそこそこなSR猫天王寺さんには活躍なチャンスがあります。
しかし、極端に低いスタミナと噛み合わない『スタミナ+』が枠を潰してしまっているのが痛いので、メインとしての活躍は難しいです。サブ編成の場合も極端に低いスタミナが足を引っ張る上、有用な個性が無いので採用は絶望的。
高いアピール値を活かして、アクティブ属性のサブアタッカーとして運用しましょう。幸いにもSpタイプなので、Vo対策に引っかかりません。
URもSR初期天王寺さんもSRしずくまもSR初期果林さんも引けない場合はメインアタッカーとして頑張ってもらうことになります。
弱点が多いものの、アクティブ属性においては活躍の場があるので評価はCです。
SR 優木せつ菜【CHASE!】
評価:C
役割:サブアタッカー、サブ編成
初期実装の優木せつ菜SRです。
Gdタイプとそれに合致したステ振りをしているものの、回復やダメージカットを一切持っていないことからタンクとしての運用はできません。
『アピール+:同作戦』を活かして、手薄なエレガント属性のサブアタッカーとして運用したいところですが、初期SRエマさんという強力なライバルが居るのでそれも厳しいでしょう。初期SRエマさんと相互に強化し合えるので、メインアタッカーとして運用できるカードが無いなら2人セットで運用するのもアリです。
高いスタミナ値と『スタミナ回復:AC失敗時』を持っているので、高難易度に挑む時や始めたての頃は頼りになるかもしれません。評価はCです。
SR 宮下愛【めっちゃgoing!!】
評価:C
役割:タンク
布の節約家こと宮下愛さんの初期SRです。めっちゃえっちですね。
Gdタイプにしてはテクニックに特化したステ振りですが、スキル自体はダメージ軽減2種類とGdタイプらしいです。
しかし、上級においてはダメージ軽減できても0に抑えることは難しく、だんだんと【スタミナが減る→獲得ボルテージも減る→AC失敗→更にスタミナが減る……】とジリ貧に陥りがちで、タンクとしての性能はイマイチです。SR初期ぽむが居ない場合はタンクとして運用しましょう。
ダメージ軽減と高いテクニック値を活かせるシーンが来れば活躍できるかもしれません。現時点での評価はCです。
SR 中須かすみ【ダイアモンド】
評価:C
役割:かわいい
とってもかわいいかすみんの初期SR。
Voを下げるSkタイプにVo獲得特技、バランスの良いステータス、『スタミナ+』に現時点ではイマイチな『特技発動率UP:AC時/全員』など、スキルとステータスが分散した結果器用貧乏になっています。
イベ報酬よりはステータスが高いので、サブ編成に入れてスタミナを嵩増ししましょう。
日本一かわいいですが性能は微妙なので評価はCです。
SR 近江彼方【眠れる森に行きたいな】
評価:C
役割:サブアタッカー(Sp稼ぎ)、サブ編成
甘えんぼお姉さん系スクールアイドル・近江彼方さんの初期SRです。衣装がえっち・かわいいので非常に良いですね。
SpタイプとSpゲージ獲得特技を持っているので、同じくSpタイプと組ませることで活躍が見込めます。
タイプ・ステータス・特技・個性が噛み合っていないため単体性能は微妙ですが、SpタイプがVoを下げない点、個性も死にスキルではない点などから編成次第では活躍が見込めます。
しかし、ライバルがUR果林さんとSR初期桜坂さんなので活躍は厳しいです。逆にカードが揃っていない段階でSp特化を組んでも伸び悩み、普通にアピール値で殴った方が良いケースがほとんど。
それなりのスタミナ値と『スタミナ+:同属性』を活かしてサブ編成にするのもアリでしょう。評価はCです。
SR エマ・ヴェルデ【わくわくアニマル】
評価:C
役割:サブ編成
イベ報酬として実装されたエマ・ヴェルデさんの動物編SRです。
現時点ではSkタイプが不遇な点からイマイチ活躍の場はありませんが、同じくSkタイプのUR桜坂さんと組ませれば個性を活かすことは可能です。
しかし、Skタイプを編成しすぎるとVoが大幅に低下するので、同タイプを参照する個性は不利だと考えられます。
ステ自体も可もなく不可もない内容で、イマイチ使いどころが見えてこないので評価はCです。
SR 近江彼方【わくわくアニマル】
評価:D
役割:サブアタッカー
イベ報酬として実装された近江彼方さんの動物編SRです。
ステは平坦なものの、タイプ・特技・個性が噛み合っています。
しかし、アピール値が低い上にクールのアタッカー枠には強力なUR果林さんとSRしずくまが居るので活躍は難しいでしょう。またしてもその二人に阻まれるのか……
それなりのスタミナを活かしてサブ編成に入れたいところですが、配布であれば同程度のスタミナを持っているカードが多い上にガチャ産には勝てず、その上ライブスキルが死んでいるに等しいのでサブ編成での活躍も見込めません。
クールのアタッカーが他に居ない場合はサブアタッカーとして編成しても良いでしょう。
ライバルが強力すぎる上に他に用途が無いため評価はDです。
☆まとめ☆
現状のニジガクでは他2グループと違ってカードが揃っておらず、タンク1人に強力なアタッカーと属性一致サブアタッカー、サブ編成にアピール+とスタミナ多めのカードを置いて真っ向勝負という戦法が多いので、アタッカーに関しては特技や個性だけでなくステータスの配分も重視しています。
そのため、スキルが微妙でステータスの配分が微妙なカードについては評価が低くなっています。
しかし、キズナレベルを上げることによってステータスに補正がかかるので、実際に運用する際はステータスが高いカードよりも限凸数が多く、キズナレベルが高いカードのほうが頼りになることが多いです。
例えば下の画像1枚目は補正無しのものですが、2枚目はキズナレベル50時のものです。全ステータスに7%程度の補正がかかっており、差は一目瞭然です。画像3枚目のように、各種個性やひらめきスキル、アクセサリーまで込みにすると、全ステータスが7000〜8000程度になります。ここまで来ると属性一致サブアタッカーとしては申し分ない性能になります。
逆に優秀なステータス・スキルを持つしずくまでも、下のように無凸でキズナレベルも36程度だとかなり寂しいステータスになってしまいます。こうなると、属性不一致でも限凸数やキズナレベルが高いカードで殴ったほうがスコアが出ます。
最終段階まで育成できれば、もちろん優秀なステ配分や特技・個性を持っているカードの方が強いです。
しかし、このゲームは育成するためにガチャを回す必要があり、全員を最大限凸するのは余程資産をかけない限り不可能でしょう。
無凸の強力なカードに頼るより、現時点で育成できているカードを上手く使うことがクリアへの近道です。
2〜3凸したカードが集まり始めてからは比較的楽にクリアできるようになるので、もしもニジガク縛りで上級Sが取れずに苦しんでいる人は輝きをUR用に温存せず、SRを凸って使ってみるのも手でしょう。
ニジガク縛りプレイをしている無課金勢を見たことはないですが、もしも居たらプレイの参考になると嬉しいです。
課金勢は札束で凸って殴ろうぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。
読んでいて「この評価おかしくね??? エアプか?????」と感じた点や「この子はこうしたらもっと輝きます!!!!!!!!」「かすみんがこの中で一番かわいいですね!」などの意見がありましたら、コメント欄やTwitterでリプライでもいただけたら嬉しいです。
ラブライブ! の同人カードゲームすごろく『ラブダイス!』もよろしくお願いします。
【ラブダイス!】『そして最後のページには』&『SUNNY DAY SONG』デッキについて
☆デッキレシピ
★ライブカード6枚
そして最後のページには×2
GALAXY HidE and SeeK×2
soldier game×1
★キャラクターカード24枚
高坂穂乃果×3
園田海未×3
星空凛×3
東條希×3
BiBi×3
まるまりこ×3
絢瀬絵里×2
絢瀬亜里沙×2
lily white×2
合計30枚
☆採用理由・カード解説
★ライブカード
『そして最後のページには』
デッキコンセプト。勝利プラン①。
ダイスに左右されるこのゲームでダイスに左右されない勝ち筋があるのが強いと思い、このカードを採用しました。
複数枚積み込むことによってGHaSで次ターン確定勝利、デッキ圧縮にもなり非常に強力なカードです。
また、採用枚数についてですが
3枚採用時
GHaSが初手に来る確率→約59.8%(+1ドロー)
1ターン目にまるまりこで落ちる確率→約61.6%
2枚採用時
GHaSが初手に来る確率→約58.2%(+1ドロー)
1ターン目にまるまりこで落ちる確率→約46.2%
という数値になっており、約1.5%を縮めるためにまるまりこのリスクを15%引き上げるのは分が悪いと考えたため2枚採用となってます。
1枚制限にすれば確定勝利にできないので1枚制限くらいで許してあげてください。ドローカードが人権を得るので……
デッキコンセプト。勝利プラン②。
元々はこのカードを軸にデッキを組んでいたのですがそしぺを見たときに「そしぺ入れたらGHaSで山削っても負けないじゃん!!!! 墓地肥やしに使おう!!!!!!」と思ったのがこのデッキの始まりです。このデッキはファンデッキなんだ信じてくれ。
基本的には原作通りマップの一番奥のアキバドーム前に鎮座しているのですが、デッキがそしぺ1枚になったときまるまりこを使ってきた相手に対し、最後の希望を賭けるカードになります。
もし相手がSDSの範囲内に居るときダイスを素で振ったら1/3で踏むことになっているので、そこまで無謀な賭けでは無いはずです。普段は陰が薄いのですが、ここぞというときに踏んでくれるのでファンカードとはいえ馬鹿にできません。
というよりそしぺと組み合わせる上では最も正しいカードだな、と思います。やっぱりSDSなんだよな……
『GALAXY HidE and SeeK』
言わずと知れた手札補充オープンライブ。
他のデッキでは欲しいカードを探しに行く札になりますが、このデッキではそしぺ&SDSのチャージを完了させるフィニッシャーとなります。
デッキ内のライブカードはそしぺを除くとこれ2枚だけなので、1枚手札に来れば素早くそしぺにアクセスできます。
先程も書きましたが、かなりの確率で初手に来るため凶悪なカードとなっています。
正直アクセス先が暴力的な強さでなければ面白いことができるカードだと思うので、制限にはして欲しく無い一枚です。
1人でこのデッキを回している時最も使ったカードです。1日100回感謝のGHaS、ありがとうほわいと先生……
『soldier game』
このデッキ、元々はあんじゅ&A-RISEシステムで素早くデッキを掘りGHaSを確実に手札に加え勝ちを狙うことを目的としていたのですが、その過程で2つの障害がありました。
1.後攻であんじゅをセットしている暇がないこと
2.先攻であんじゅを使った時、たまに手札が足りなくなること
その2点を1枚で解決してくれたのがこのカードです。
6枚で先攻を始められるため回しやすく、非常に重宝しました。しかし、6枚も引けばGHaSを引き当てる可能性が非常に高くなっていたため、あんじゅ&A-RISEはデッキから抜けました。
結果的に
・確実に先攻を取るため仮想敵の【ミミミ凛】に走り勝ちやすい
・確実に先攻を取るため先攻用・後攻用でプレイングを変える必要がない
・1枚の重みが大きいこのデッキで先攻1ドローが非常にありがたい
と良いこと尽くしのカードになりました。
デッキ内に入れるとGHaSの動きを阻害するため、効果はありませんがマップに設営してあります。このように避けておけるのも非常に好ポイントでした。
★キャラクターカード
このデッキの基本的な動きはそしぺ&GHaS&SDSで完結しており、残りの24枚はその動きを阻害しないキャラクターカードを自由に組み合わせて作ります。
このことから環境に合わせてのメタカードの採用が非常にやりやすく、また、柔軟な対応がしやすいです。6枚で動きが完結している、という点もこのデッキの大きな強みだと考えます。
『高坂穂乃果』
言わずと知れたノーコスト+2点。勝利プラン③-1。
非常に使いやすい性能であり、凛を1度しか使えないこのデッキでは非常に有用なフィニッシャーです。
先攻2ターン目の時点で穂乃果と凛を使い走り切るのが理想というのはこのゲームでも変わらず、この動きに対して勝てる後攻の動きはこちらがミミミを踏んで凛で6を出す以外ありません。
このデッキの他のデッキより強いところは、他のデッキと同じように穂乃果と凛で走りつつ、出目が悪くゴールし損ねたらそしぺで勝利を、そしぺを落とされたら最後の砦としてSDSが残っている3段構えの勝利プランにあります。
相手と同じように穂乃果と凛で競うことによりそしぺの『ダイスに左右されない』優位性がこの上ない強みとして機能するので、絶対に外せないカードです。
『星空凛』
6を出せば勝ちと書いてある。勝利プラン③-2。
このデッキにはスタミナ回復手段が無いのでエラッタ後も変わらない運用方法でいけます。
詳しいことはだいたい穂乃果の項で書きましたが、そしぺという失敗時のリカバリーがあるからこそ他のデッキの凛よりも強いと思ってます。スタミナ0になってもそしぺで勝てます。
『園田海未』
「あんじゅ&A-RISE抜いたので何入れよう?」と考えたとき真っ先に浮かんだカードです。
相手の凛&亜里沙抑止に加えDAYDAYDAYによるケアすら許さない、手持ち無沙汰の時に使うにはちょうど良いカードです。
南ことりさんという天敵が居るものの、このデッキなら南ことりを一度でも使った瞬間相手のゴールが間に合わず勝ちになると考えて良いでしょう。
基本的にはGHaSあるけど穂乃果と凛が無い時に足止め用に使うカードです。GHasも穂乃果も凛も無いということは基本的に無いと思うので想定してませんし、そんな手札ならまず負けます。諦めよう。
『東條希』
ダイスの振り直しができるカード。
穂乃果と凛で素早く勝ちに行く時と、BiBiを使う時非常に重宝します。基本的に手札が余るデッキなので手札に来れば来るほどありがたい一枚。祈りながら振りましょう。
『BiBi』
他のデッキではあまり見る機会は無いと思います。
轟轟轟も真っ青な手札コストを要求しておきながらやってることは真姫ちゃん1人の時と大差ないという3年生2人の立ち位置が危ぶまれるカードなのですが、このデッキは手札が余りやすい点と確実に先攻を取れる点からこのカードを採用しています。
出目が小さいとしょぼい効果ですが、相手の後攻1ターン目ミミミ+凛13マスやスノハレを確定で回避できます。
ほぼ確実に先攻3ターン目に勝利できるこのデッキにおいて、ライブを踏んでしまう機会を1回無かったことにできるこのカードは非常に強力です。穂乃果や凛よりも優先して1ターン目に使いたいですね。
『花丸&鞠莉&梨子』
今回の仮想敵は【ミミミ凛】と【そしぺ】系統のデッキだと考えており、後者に対してほぼ勝ちまで持っていけるこのカードは間違いなく3投です。このカードなしでこのデッキに勝つのは難しいでしょう。
『lily white』
実はかなりこだわってるカードです。
凛や亜里沙にピンポイントながら対抗できる強力なカードなのですが、このカードは「持ってるかも」と思わせることにより相手の行動を制限するのが一番な役割です。
そのため、デッキの中身を全て捨て山に送る=相手から見える状態にするこのデッキでは《2枚》だけ採用しています。カードゲーム慣れてる人は相手の手札の中身を把握するために相手の捨て山を確認し、その上で手札を推測するため、2枚だけ採用することにより「手札に1枚残ってる!」と錯覚させ、凛での軽率な勝利を阻害します。
カードゲームに慣れてるかめワイさんに刺さってくれたので良かったです。でも公開したので今後は3枚入れるかも。素直に使っても強いカードなです。
4枠空いたので入れてみましたが使い勝手は微妙です。最後の最後にどうしても安心を担保したいときや、何が伏せてあるのか見え見えのライブを割る時くらいしか使いませんでした。真姫ちゃんの方がデッキに合うかもしれません。
上記で紹介したカードの中で『園田海未』『絢瀬絵里』『絢瀬亜里沙』は自由枠だと思っているので、好みで入れ替えて良いと思います。
☆回し方
初手にGHaSがある→BiBi>凛=穂乃果の優先順位で使う→2ターン目にGHaSを使う
初手にGHaSがない→凛>穂乃果>BiBiの優先順位で使いゴールを目指す
相手がそしぺを見せてきた→まるまりこを使う
〜おわり〜
☆最後に
ここまで読んでくださってありがとうございます。この記事はラブライブ! の同人カードゲームすごろく『ラブダイス!』のデッキ構築の記事であり、存在しないカードゲームの妄想を書き殴った記事ではありません。ラブダイスについてはこちらから→(https://kokon8.wixsite.com/mysite/blank-5)
2018年12月の対戦会でこのデッキの雛形となる【黒澤姉妹そしぺ】を握ったのですが、結果としては決勝にすら上がれず優勝者のコミ6さんに敗れベスト4……
絶対強いはずなのに! と強い後悔に苛まれ、そこから5ヶ月間1人で回し続けました。次の対戦会を迎える前に凛のエラッタで全盛期の他デッキと戦って強さを証明できないのが残念ですが、2018年12月総合優勝の【ミミミ凛】に対して10:5を付けることに成功し、自分の中では練った甲斐があったな、と非常に満足しており、このデッキ対策のデッキが生まれることを願ってレシピと考え方をまとめてみました。参考にしていただければ嬉しく思います。
大会という正式な場で結果を残せなかったのは残念ですが、これから出るAqours劇場版カードなんかでまた楽しく遊べたらな、と思います。ファンデッキもしっかり楽しみつつ、ここまでガチになって遊んでみるのも楽しいよ? というひとつの提案という形で、この記事を締めさせていただきます。
【ラブダイス!】『真夏は誰のモノ?』大量ドローで勝利を目指せ! 黒澤姉妹デッキを紹介!
やあみんな、おはこんばんにちは!
今日も元気にラブダイス!してるかな?
「黒澤ダイヤさんが大好き!」
「ルビィちゃんかわいい!」
「あねみを感じてピギりたい」
「″†インフェルノフェニックス†″、煉獄より甦りし我にうってつけの呼び名よ……」
今日はそんなみんなに『真夏は誰のモノ?』『黒澤ダイヤ』『黒澤ルビィ』『ダイヤ&ルビィ』を使ったデッキ、【インフェルノフェニックス】を紹介するぞ!
気になるデッキレシピはこれだ!
キャラクターカード24枚
黒澤ダイヤ×3
黒澤ルビィ×3
ダイヤ&ルビィ×3
鹿角聖良×3
統堂英玲奈×3
優木あんじゅ×3
A-RISE×3
ライブカード6枚
真夏は誰のモノ?×3
PSYCHIC FIRE×1
WATER BLUE NEW WORLD×1
計30枚
この【インフェルノフェニックス】デッキは、その名の通り『真夏は誰のモノ?』の効果で勝利することを狙うデッキだ。まずは『真夏は誰のモノ?』の効果を確認してみよう。
『真夏は誰のモノ?』
「このライブの設営者は手札を全部捨て、捨てた数だけ進む。この効果で止まったマスの効果は全て受けない。」
自分の手札をすべて捨て山に送ることによって、送った枚数分自分のコマを、ライブカードの効果を受けずに進める強力な効果だ!
強力な効果を発揮するためにはたくさんの手札が必要になる。しかし、このゲームのドローカードは『小泉花陽』で2枚引けるのが関の山。大量の手札を用意するのは難しい……
そんな時にはこのカードだ!
『ダイヤ&ルビィ』
「自分の捨て山にある<ディレイ>効果をもつキャラクターカードの数だけ、山札からカードを引いて手札に加える。」
そう! 『ダイヤ&ルビィ』なら捨て山にある<ディレイ>を持つキャラクターカードの枚数分ドローすることができるんだ!
そしてそんな<ディレイ>カードを捨て山に送るのに便利なのがこの2枚!
『優木あんじゅ』
「<ディレイ>
このカードは場に伏せ、次ターン以降にしか効果を発動できない。発動時、自分の手札を好きなだけ捨て、捨てた枚数分山札を引いて手札に加える。」
『A-RISE』
「このターンに使用した(綺羅ツバサ・統堂英玲奈・優木あんじゅ)の効果を再び発動できる。この効果はキャラクターカードの使用枚数に含まない。」
ちょっとテキストが難しいが、ざっくり言うと「『優木あんじゅ』を使うと手札を捨てた分だけドローできる。そのターン中に『A-RISE』を使うともう一回できる。」という効果だ。
この効果を繰り返し使い、捨て山に大量の<ディレイ>カードを貯めた後に『ダイヤ&ルビィ』を使って大量ドロー! 『真夏は誰のモノ?』で一気に決着をつけるのがこのデッキの勝利プランだ! それでは実際の動かし方をカードを使って説明していこう。
①最初の5枚で『優木あんじゅ』をドローしよう
『優木あんじゅ』がなければ手札を増やすことができないので、まずは『優木あんじゅ』を手札に加えよう!
ラブダイス! の対戦会では《最初にドローした5枚がライブカードまたはキャラクターカードのみだった場合、1度だけ引き直すことができる》というローカルルールがある。このルールを利用して、最初の5枚に『優木あんじゅ』と<ディレイ>カードを揃えよう!(山札23枚・手札5枚・捨て山0枚)
②『優木あんじゅ』をセットしよう
『優木あんじゅ』を手札に加えたらディレイゾーンにセットしよう。<ディレイ>カードは強力な効果を持つものが多いが、セットしてから1ターン経過したいと使えない弱点があるんだ。ここはグッと我慢して、次のターンに期待しよう。(山札23枚・手札4枚・ディレイ1枚・捨て山0枚)
③『優木あんじゅ』の効果を使おう
次のターンになったらまずは1枚ドロー!(山札22枚・手札5枚・ディレイ1枚・捨て山0枚)
『優木あんじゅ』の効果を発動して、手札5枚を全て捨てよう! この時、手札に『A-RISE』があるなら1枚残しておこう。『ダイヤ&ルビィ』が2枚以上ある場合も1枚残しておこう。
5枚捨てて5枚ドロー!(山札17枚・手札5枚・捨て山6枚)
④ここから更に手札の『A-RISE』を使おう
手札の『ダイヤ&ルビィ』は温存しておきたい。ここは3枚捨てて3枚ドローしよう(山札14枚・手札4枚・捨て山10枚)
⑤『ダイヤ&ルビィ』で一気にドローしよう!
ここまでで捨て山の<ディレイ>カードは9枚!
残りの山札の枚数が14枚なので、ここで『ダイヤ&ルビィ』を使ってドローしてしまおう! 山札を引ききってしまうと次のターンに負けてしまうので、山札がなくならないようにうまく調整しよう。
『ダイヤ&ルビィ』の効果で一気に9枚ドロー!(山札5枚・手札12枚・捨て山11枚)
大量にドローすることによって『真夏は誰のモノ?』を引き当てることに成功!
⑥『真夏は誰のモノ?』を設営、勝利を目指そう!
『真夏は誰のモノ?』を相手が止まりやすいところに設営しよう! ライブカード撤去に強い『WATER BLUE NEW WORLD』も一緒に設営できるとベストだ!(山札5枚・手札10枚・捨て山11枚)
あとは相手がこのマスに止まってくれれば手札を全て捨てて10マス進み、一気に勝利!
これが【インフェルノフェニックス】デッキの力だ!
みんな【インフェルノフェニックス】デッキの基本的な使い方については理解できたかな?
この後は紹介しきれなかったカードの使い方を紹介していくぞ。
『黒澤ダイヤ』
「<ディレイ>
このカードは場に伏せ、次ターン以降にしか効果を発動できない。相手の使用したキャラクターカードの効果をひとつ打ち消す。この効果は、キャラクターカードの使用回数に含まない。」
セットしておくことで相手のキャラクターカードを「ぶっぶー!」することができる強力な効果だ! もし『真夏は誰のモノ?』を設営した後も勝負が長引きそうな時は、このカードを伏せて相手を妨害しよう!
『黒澤ルビィ』
「<ディレイ>
このカードは場に伏せ、次ターン以降にしか効果を発動できない。スタミナが0になった際、その場でスタミナを1にする。この効果はキャラクターカードの使用回数に含まない。」
セットしておくことで、スタミナが0になった時一度だけ「ふんばルビィ」してくれるのがこのカード。
スタミナが0になってしまうとせっかく設営した『真夏は誰のモノ?』も撤去されてしまうので、チャンスがあればセットしよう。
『鹿角聖良』
「<ディレイ>
このカードは場に伏せ、次ターン以降にしか効果を発動できない。相手が『表向きで設営するライブカード』を設営する時、その効果を打ち消し撤去する。この効果はキャラクターカードの使用回数に含まない。』
セットしておくことで相手のオープンライブを一度だけ無効にできるぞ。オープンライブは強力な効果を持っているものも多いので、相手を妨害するには非常に有効なカードだ。
『統堂英玲奈』
「<ディレイ>
このカードは場に伏せ、次ターン以降にしか効果を発動できない。発動時、スタミナ+1する。さらに山札から1枚引き手札に加える。」
セットして発動することでスタミナ+1と1ドローできる頼れる助っ人。最初の5枚で『優木あんじゅ』を引けなかった時はここからスタートしてみよう。
『PSYCHIC FIRE』
「このライブの設営者は、ディレイカードを場に伏せずに直接使用できるようになる。このライブが場に設営されている間、効果は永続する。」
強力な効果を持つが1ターン待たないと使用できないディレイカードをいきなり使用できる強力なカードだ!
伏せずに『優木あんじゅ』を使用したり、相手のターン中に手札から『黒澤ダイヤ』や『鹿角聖良』を使って相手の行動を封じよう!
ただし、「この効果は、キャラクターカードの使用回数に含まない。」と書いていないディレイカードは相手ターン中に使用することはできず、『優木あんじゅ』や『統堂英玲奈』を自分ターン中に手札から使う場合は使用回数を消費してしまうので注意しよう。
これだけ抑えればこのデッキの使い方はバッチリ!
これで君も今日からインフェルノフェニックス・マスターだ!
このデッキの使い方をマスターしたみんな向けに、このデッキと相性の良い上級者向けのおすすめカードを紹介するぞ。
『そして最後のページには』
「このカードは開始時に必ずデッキの一番下に入れる。自分のドローフェイズでこのカードを引いた場合、開示することでこのゲームに勝利する。このカードが捨て札になる時、山札全てが捨て札になる。」
『真夏は誰のモノ?』は強力な効果だが、相手がちょうど止まらないと効果を発揮できない。そこで『そして最後のページには』と組み合わせることによって、相手が止まってくれない場合はこのカードの効果で勝利できる、という2通りの勝利方法があるデッキになるぞ。
『そして最後のページには』は『優木あんじゅ』や『ダイヤ&ルビィ』の効果でドローしても勝利できない。残りの山札の枚数と、捨て山のディレイカードの枚数を計算しながらドローしなければならない、上級者向けのデッキだ。このデッキを使いこなすことができれば、君もラブダイス・マスターだ!
【インフェルノフェニックス】デッキ、どうだったかな? 黒澤ダイヤちゃんと黒澤ルビィちゃんが好きな子も、そうでない子も使ってみてね! きっと二人のことが好きになると思うよ!
というわけで今回はここまで!
次は「夏への扉が勝利への近道!? 〜【夏への扉】デッキ〜」の解説をするから、次回も要チェックだ!
コロコロコミックを意識して書いてみました。
ぜひ使ってみてください。
【ラブダイス!】『そして最後のページには』解説・雑感
みんな、ラブダイス! は好きかー!?
ラブダイス! を知らないという方は読んでも何が何だかよくわからないと思うので、とりあえずこちらのページへどうぞ↓
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ラブダイス!公式サイト
https://kokon8.wixsite.com/mysite
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さて、今回はラブダイス! で私が握っているデッキ『そして最後のページには&SUNNY DAY SONG』デッキ、略して『そしぺSDS』デッキについて握ってみた感想、気を付けていること、などを記事にしてみました。
正直言って私にとってめちゃくちゃ不利になることしか書かないのですが、かめワイさんによる大会レポート(以下のURL)が出たということで、みんなの研究を進める資料のひとつになれば良いな、と思い掲載させていただきました。まあ研究の結果自分では見えてない弱点とか見つかったら良いよね……
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かめワイさんによる大会レポート↓
【ラブダイス!】 2018年12月大会レポート
http://kamewailastjoker.blog.fc2.com/blog-entry-879.html
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☆レシピ
ではまず上記の大会で握った『そしぺ』について解説していきます。レシピはこちら。
キャラクターカード:25枚
小泉花陽×3
黒澤ダイヤ×3
優木あんじゅ×3
A-RISE×3
ダイルビ×3
まるまりこ×3
lily white×2
鹿角聖良×2
しいたけ×2
統堂英玲奈×1
ライブカード:5枚
そしぺ×2
スタダ×1
ハピメ×1
GHaS×1
こちらが大会の時に握ったレシピとなります。
キチンと詰められたデッキではないのでかなり粗のある構築ですね。
早速各カードの解説に移ります……と言いたいところですが、ハッキリ言って「なんでこのカード入れたの?????(威圧)」というカードが多すぎて構築が迷子になっており解説ができないため、私が今使っているレシピを載せて、そちらを解説していきたいと思います。出血大サービスだよ。
キャラクターカード:23枚
黒澤ダイヤ×3
優木あんじゅ×3
A-RISE×3
ダイルビ×3
鹿角聖良×3
統堂英玲奈×3
?????
?????
?????
?????
?????
ライブカード:7枚
そしぺ×3
GHaS×2
SDS×1
WBNW×1
初期配置はこちら
一部省略しましたが
飯街街街U街街街『WBNW』坂『SDS』ゲ
の順になります。
UTX学院を踏むと、ちょうど次のターン5か6でSDS、という配置ですね。
それでは、ようやくカード解説に移ります。
☆解説
【そして最後のページには】
このデッキのコンセプト。ドローパートで引くだけで勝てるやべーやつ。勝手にデッキボトムへ潜り込んでくれるのもありがたい。
圧縮のために3枚投入したい人もいるかもしれませんが
・GHaSを使えば変わらない
・2→3枚にした時の初期手札にあんじゅが来る確率は73.8%→75.4%、初期手札にGHaSが来る確率は58.2%→59.9%と微々たる差である
・2→3枚にするだけで相手先攻時にまるまりこを使われた時の死亡リスクが46%→62%に跳ね上がってしまう(運良く回避できたとして、その状態でデッキの一番上がそしぺの可能性は2枚なら11%、3枚なら17%と6%しか変わらない)
以上3点を踏まえると、相手がまるまりこを使って来そうなら2枚採用が正解かな、と12月大会では思ったためこの採用枚数です。今は3枚入れてます。
コンセプトその②。捨て山にあるキャラクターカードの数だけ進めるという『○マス進める』系ライブカードの中でも最も破壊力のあるロマンカードです。理論上このカードより進めるカードは高海千歌と松浦果南ですが、そのどちらも相手の協力なしには狙えないレベルのものなので、実質一番進めるカード、と思っても良いでしょう。
普通のデッキに入れてもイマイチなのですが、ほとんどキャラクターカードしか入っていないようなデッキに入れると効果です。
2018年12月大会では「両方入れるのは欲張りすぎでは……」という気持ちから入れませんでしてが、今回めでたく採用。純粋に好きなカード、というだけでなく、相手のまるまりこでそしぺが捨て山に落ちた時、相手にこのカードを踏ませることで強引に勝ちへ持って行くことができます。
それだけでなく、WBNWと組み合わせることにより除去をカバーできるため最後までワンチャンのプレッシャーを相手に与え続けたり、ジェノサイド亜里沙を防ぐことでスタミナ3のまま星空凛を使わせたりと、かなり有用なマップ配置になっています。
余談ですが、このカードには隠し効果があり、他のライブカードより発動率が高くなっています。そのため、1/3だとタカを括ってダイスを振った相手を高確率で吸い込み、勝利することができます。発動率が高い、というのは発動しづらいライブカードにおいてかなり有用性の高い利点なので、参考にしてみてください。
【WATER BLUE NEW WORLD】
ほとんどSDSの項で解説したので割愛させていただきます。でもSDSとWBNWの並びって美しいよね……ありがとうヨシモト先生……
【GALAXY HidE and Seek】
このデッキのエンドカード。デッキをシャッフルされない限りはこのカードを使った瞬間次ターンの勝利が約束されます。3枚投入すると次のターンの勝ちが確定しないので2枚入れましょう。あえて1枚だけにする必要はありません(深々と突き刺さるブーメラン)。今日も一日ありがとうほわいと先生……
【優木あんじゅ】
このデッキのメインカード①。あんじゅの効果で手札を捨て、引いたカードの中にあるA-RISEを使う……を繰り返すのがこのデッキの基本的な流れです。事故を起こさない限り1枚しか発動しないのですが、1ターン目に使わないと話にならないので3枚入ります。
【A-RISE】
このデッキのメインカード②。あんじゅで引き込んで効果をもう一度使います。あんじゅ発動時に手札にあったらキープするしかないので、基本的には初手にあるとやや扱いに困ります。手札があんじゅ2枚とA-RISE3枚になったらマリガンしましょう。基本的には使い切るカードです。手札事故を起こして英玲奈さんを使った際に連打することでGHaSを目指すこともできます。
【ダイヤ&ルビィ】
このデッキのメインカード③。捨て山のディレイ・キャラクターカードの枚数だけドローできるカード。普通に使うと多分微妙なカードですが、あんじゅで手札のディレイカードを捨て山へ送ることで爆発的なドローを見込めます。3枚入れてますが、基本的に1枚しか使わないカードなので自信があれば減らしても良いでしょう。
また、使うタイミングに気をつけないとボトムのそしぺを根こそぎ引いてしまって勝ち筋がない、という状態になりかねないので、最大数引けることを考えるのではなく、A-RISEの使用で足りない手札を稼ぐために使いましょう。意外と止まりやすいデッキなので、A-RISEを使い切ってしまう前に5〜6枚引いておく、くらいがちょうど良いでしょう。
【黒澤ダイヤ】
基本的にはあんじゅの効果で捨てる用の札ですが、もし初手にGHaSがある場合は先攻1ターン目に伏せた後、2ターン目にGHaSを発動することにより、後攻2ターン目の相手のまるまりこや星空凛を抑制し、大きく勝ちに近付ける札です。このデッキの一番理想的な勝ち方で、これを突破するには後攻1ターンの時点でゴールから6マス以内に位置取ることが絶対条件になります。
【鹿角聖良】
同じくあんじゅの効果で捨てるような札。オープンライブを止められますが、基本的に止めたい相手は高坂穂乃果、星空凛、まるまりこなのであまり春必要のない札。手札にGHaSがある先攻1ターン目なら貼っておくことでGHaSや近未来による手札補充を妨害できますが、期待は禁物です。このカードを使ってる時点で手札が弱いことを自覚しましょう。
【統堂英玲奈】
これまた基本的にはあんじゅに捨てられる運命にある札ですが、あんじゅが居ない場合は1ドロー効果に縋ってあんじゅかGHaSを探しに行くことになります。スタミナ+1も地味に美味しく、SDSやWBNWをスタミナ0の破壊から守ったり、ぴっかぴか音頭を貫通できたりします。GHaSを握ってる先攻1ターン目に貼って使うのも悪くない札です。
カードの解説についてはこんなところです。
伏せてある5枚は自由枠なので好きなキャラクターカードを入れましょう。この5枚のチョイスで戦局が大きく左右されます。この5枚でうまく環境に対処しましょう。
デッキの回し方についてはTwitterの方に掲載してありますので、こちら(https://twitter.com/key1004_key/status/1079369490482089986?s=21)を確認してください。
☆使ってみた感想
まず大会の方の感想ですが、最初の2戦はGHaSからそしぺを手札に加えてそのまま勝利。相手も為す術なく倒せましたし、試合時間が短いということで、次に当たりそうな相手を見に行くこともできました(セコい)。
「先攻まるまりこ以外には負けないだろう」と思っていたのですが、3戦目に手札事故を起こしている間に海岸通りから走り抜けられて無事敗退。まるまりこなしでも最速で走り抜けられるとかなり厳しいですね。この時は周り重視で初期配置はハピメでしたが、告白日和や春情で手堅くターンを稼ぐのも良いな、と思いました。負けはしましたが、相手のダイス目がめちゃくちゃ良くない限りは負けないかな、とも思いました。ダイス目が良いことが多々あるのがラブダイスですが……
今度は現在使っているレシピの感想。
調整に付き合ってもらっているアランくんとの対戦ではなかなかの勝率でした。先攻1ターン目にまるまりこ使われてそしぺ落ちて負けもあったで、事故って負けということはかなり少なかったです。
あんじゅさんかGHaSが初手に来る確率は91.5%なので、だいたい91.5%の確率で後攻2ターン目または先攻3ターン目には勝てることになります(たまにあんじゅさんで何も引かないことがあるので実際にはもっと低いのですが……)。
そういうわけで、かなり上位の力を持っているデッキだと判断しています。
このデッキの強い点と弱い点をまとめると
強い点
・高速、高確率かつ相手のライブに妨害されずに勝てる
・ほぼ100%マリガンできるので、特定のメタカードを使えば勝てる相手に対して強く出られる
・SDSを決めると良い気持ち……
弱い点
・純粋に走るのが早いデッキには弱い
・手札事故を起こした場合はまず勝てない
・先攻1ターン目にこちらがミミミを踏んだ返しのターンに星空凛で6を出されると止める手段がない
・先攻1ターン目にまるまりこを使われてそしぺが捨て山に落ちると何もできないまま負けてしまう
などがあると考えています。まぁミミミ6凛を止められるデッキなんてほぼ無いのでそこは捨てるしかないのですが……
これらの点に対してどうアプローチして行くか、それとも割り切って捨てるのか、という点が今後の課題になっていくと考えています。
☆最後に
ここまで解説していきましたがどうだったでしょうか? 初めて解説文/ブログを書いたので、読みにくい点も多々あるでしょうが、目を瞑っていただけると幸いです。
ロマンと実用性を兼ね備えた【そしぺSDS】は次の環境でも活躍間違いなし! なので、皆さんも是非握ってみてください……と言いたいところですが、純粋に相手にしたくないのとアイデンティティが無くなるので皆さんは握らないでください(セコい)。
それでは皆さんも良いラブダイス・ライフを! 対戦相手いつでも募集してます!